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木の節は、本物の証。
こんにちは!
自然素材を使った木造住宅専門
真柄工務店、代表の眞柄 大介です
先日上棟したI様邸の屋根下地材です。
殆どの会社さんは、べニアを使いますが
私は無垢の杉材を使います。
木の節が沢山ありますよね。私が大工を始めた頃はいつもこの風景でした。
木には節があります。
当り前の事ですが、木の節を嫌う方もいます。
住宅に使われる構造材は、桧、杉、松などの針葉樹が殆どです。
これらの木から、一本の柱を取れるのに直径30cmになるまで一本の柱は取れません。
木が生えている山で30㎝になるのを、じっと待っている訳では無く手入れが必要です。
柱や梁に使う為には、ある程度真っ直ぐに伸びていく必要がある為に、
定期的に枝を払う必要があります。
また、密集して生えてしまうと育ちが悪くなる為に、間伐も行っているのです。
この様に一本の柱を造る為に、かなりの労力がかかっています。
こんなに、手間がかかっているのに、杉材の柱は昔から値段が上がらない。
何故だと思いますか?
日本の家を造るのに、海外80か国位から材木が
輸入されているからです。
その結果、林業に就く人も減り悪循環が繰り返されています。
節は元々枝があった部分の痕跡で本物の証です。
節があると安物材料や、見栄えが悪いと嫌われる事が多いですが、
私個人的には節があった方が節が無い材料より表情があって好きです。
節が無い材料を無節材と呼びます。
天然の無垢材で無節材はとても高価で一般的には使えません。
それでも、需要があるので無節の化粧材を造る技術が発達して、
表面の厚くても3mm程度が本物材で、中身は集成材で造られています。
一般の方が住宅で目にしている無節の柱は、殆どが人工的に造られた物です。
現代のこうした偽物造りの技術の発展は素晴らしく、
プロでも良く見ないと本物か
偽物か区別がつきません。
食品偽装事件など、偽装騒ぎはありましたが、住宅では殆ど問題になりません。
直接口に入れるものでは、無いからでしょうか?
住宅の材料の偽物も接着材などの成分で、健康的ダメージを受けている人はいるのです。
真柄工務店は、安心自然素材を使い温もりのある家を造る地域密着工務店です。
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