- 現場ブログ
練馬区 M様邸 上棟式
皆様こんにちは。
広報の坂上です。
練馬区で進行中のM様邸の上棟式が執り行われました。
M様邸は、先日ご紹介させて頂きましたS様邸のお隣で進行中の住宅です。
当日は、小雨が降っていたので養生しながらの準備作業となり、
お隣のS様邸で作業をしていた大工さんも急遽手伝いに来てくれました。
式にはお施主様、設計士さん、大工さん、鳶職人さんが参加され、
皆様で工事の安全を祈願をしました。
大工(棟梁)さんが家の四隅、北東の角から順に
お神酒、お米、お塩をまき、お清めをします。
上棟式は必ず行わなければいけないという決まりはなく、
お施主様が自由に選択ができます。
上棟式は安全祈願をすることが最も重要な目的の一つですが、
その他にも、お施主様と工事関係者の方たちとの親睦を深めることや、
地域の住民の方々に上棟式を行っている(工事中)ということを知って頂くことにより、
周囲への安全にもつながるという目的もあります。
更に、建設現場は常に危険と隣り合わせのハイリスクな環境でもあるので、
上棟式を通じて、工事の無事を願うことで安全意識を再確認する
良い機会となります。
地鎮祭や上棟式は外で行う儀式なので雨が降らないことを願う方も
いらっしゃると思いますが、
上棟式の日に降る雨はとても縁起が良いと昔から言われています。
雨は豊かさや安全、長寿を象徴するものとあり、
永遠の火消しと言われ、火事の心配がなくなるとも言われています。
「木材が雨に濡れて大丈夫ですか?」という質問をうけることがありますが、
屋根が掛かるまでは完全に雨の侵入は防げないので、なるべく養生をして万が一濡れてしまった場合は
しっかりと乾かします。
濡れてしまうことは決して悪いことではなく、むしろ濡れた後にしっかり乾かさずに
塞いでしまう事のほうが悪影響があります。
逆に、防蟻材のホウ酸や石膏ボードのように、
絶対に雨に濡らしてはいけないものもあります。
それぞれの素材の特性を知れば、雨もそこまで心配するほどのものではないです。
M様邸の完成は令和7年4月です。
本日はおめでとうございます!