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自然素材へのリフォーム

こんにちは!
自然素材を使った木造住宅専門真柄工務店、代表の眞柄 大介です。

日曜日は、府中市のK様邸リフォ-ム現場のお引渡しでした。

K様との出会いは、普段からお世話になっている
自然素材の建材メ-カ-アトピッコハウス(株)さんからのご紹介でした。
当然K様のご要望は自然素材を沢山使ったリフォ-ムです。

フロ-リングには、ごろ寝フロ-リングの尾鷲桧を使い、LDKには壁天井ともに、「はいから小町」と言う珪藻土を塗りました。

この様なリフォ-ムの場合は、既存の合板フロ-リングは剥がさないで、
その上から増し貼りしていきます。剥がしてしまうやり方もありますが、
剥がす手間やごみ処理費を考えれば、上から張ったほうが良いと思います。

床も二重になりますので、床の強度も上がります。
その際に、建具などの交換が無い場合は、
床が上がる為建具の調整が必要になる場合がありますので、
事前に既存の床と 建具の隙間を見ておく必要があります。

珪藻土なども、既存のビニ-ルクロスの状態を見て判断しますが、
剥がれや汚れなど状態が良ければ、剥がさずその上から下地処理後、塗っていきます。
剥がしてしまうと、ビニ-ルクロスの薄い紙が残ってしまい、
珪藻土など濡れた材料を塗ると紙が浮いてきてしまう為、綺麗に仕上がりません。

K様が購入した物件は、2世帯住宅の造りでしたので、元々水道やガスが配管されています。
その為比較的簡単に、設備も新しい物に交換できます。

しかし、お風呂が狭く0.75坪でしたので、ご要望の1坪サイズに変更するには、柱を抜いて梁を入れる作業が必要になって来ました。

しかしどこでも、柱や梁を自由に動かせるとは限りません。

柱を抜くときは、特に注意が必要です。
建物の加重を受けている柱が変わりますので、キチンと1階、2階の床下を見て梁の大きさや力の流れの関係と基礎の状態をチェックする必要があります。

この様な柱を抜いて梁補強などの作業は、
永年の大工の経験値も大事ですがキチンと構造ソフトにて計算する事が大事です。
よく現場では「大丈夫、大丈夫」と言って平気で柱を抜いてしまう大工さんがいますが、
全然大丈夫ではありません。

水回りは奥様こだわりのキッチンと洗面台。
これが、塗り壁に雰囲気がとても合ってますね。
特にアイアンの取っ手は、いい感じです。

ビニ-ルクロスでは、こんなに雰囲気でませんよね。
自然素材の気持ち良さに大満足のお子様!
早速、広々としたリビングでミニカーを走らせていました!

真柄工務店は、安心自然素材を使い温もりのある家を造る地域密着工務店です。
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