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木造の家は弱いのか?
こんにちは!
自然素材を使った木造住宅専門真柄工務店、代表の眞柄 大介です。
家の寿命が一番永く持つ構造は何ですか?
この問いに木造住宅です。と答える方はどの位いるのでしょうか?
おそらく多くの方が、鉄筋コンクリート造と答えると思います。
建物の寿命の研究をしている方は沢山いらっしゃいますが、
早稲田大学の先生の研究をみると木造住宅は64年、
鉄筋コンクリートは68年としている。
この数字を見ると意外にその差がないのに驚く人もいるのではないでしょうか。
一般的に木造住宅の寿命は30年と言われる事が多く、
実際に国土交通省の資料を見てみると
木造住宅は平均値で27年~30年位で建替えをされている。
因みに意外なのが鉄筋コンクリートは37年と言う数字でした。
木造住宅の場合30年経つとリフォームしてお金をかけるなら、
少しお金をかけて建替えた方がお得と考える人が多く、
人為的に建替え寿命が短くなっているのも事実です。
私達は、木造住宅は地震に弱いから、
寿命が短いと言うイメージが侵透しています。
阪神淡路大震災で、多くの木造住宅が倒壊しました。
TVなどで、その現実を目にしている多くの方がそう思うのは当然でしょう。
しかし、その後震災で倒壊した建物を検証してみると
シロアリの被害などメンテナンスの問題が多く見られました。
震災後建築基準法も変わり耐震基準も上がっています。
どんなに耐震基準が上がっても、シロアリの被害や、壁内結露による腐食を起して柱や土台が腐っていては話にはなりません。
木材は腐りやすいと言うデメリットがあります。
構造や基礎も大事ですが、しっかりとデメリットを
補うシロアリ対策や、結露対策も同じくらいに重要です。
木材自体は同じ重量のコンクリ-トと強度を比較するならば、
引張強度は200倍、圧縮強度は9倍、曲げ強度は400倍と
全てに於いて木材の方が強いのです。
木材は軽くて、強度があり、高温多湿な日本の気候風土に
合っていて、しかも森林資源も豊富にあります。
日本の家造りには、木材が最適な材料だと思います。
真柄工務店は、安心自然素材を使い温もりのある家を造る地域密着工務店です。
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