- 代表ブログ
無垢フローリングの選び方
こんにちは!
自然素材を使った木造住宅専門
真柄工務店、代表の眞柄 大介です。
今の若い人たちは、生まれた時から新建材の環境で育っています。
おじいちゃんや御婆ちゃんの家に行っても、
本物の無垢の床や珪藻土の壁などを、実際に目にすることも少ないですね。
もしかしたら、合板フローリングも本物の木だと思っている人も
少なくないのではしょうか?
実際に家を建てる事を考えて、自分なりに勉強している人は、
無垢の床や珪藻土などを希望される方が多くみられます。
しかし、無垢の床板は工業製品の様に、死んでいません。
床板として加工されていても、ちゃんと生きていますので、
施工する大工さんも、住まう方も生きている木を扱う覚悟が要ります。
覚悟と言うと大げさですが、しっかりと特性を理解して付き合う事が大事です。
まず施工する大工さん、合板フローリングは
通常サイズは303mmX1818mmです。
それに比べて、無垢のフローリングは75mmX1818mm
約4分の1のサイズなので施工に時間がかかります。
また、無垢の板は湿度によって、幅が広くなったり、狭くなったりします。
その事を計算して、スペ-サ-を挟みながら張り込んで行きます。
無垢の板を張るポイントはまだ沢山あります。
無垢のフローリングを張ったことがある大工さんに施工は依頼しましょう。
合板フローリングの様に、ただ並べるだけではありません。
そして住まう方は、無垢のフローリングにも種類が沢山あります。
針葉樹系と広葉樹系など、木の特性を知りましょう。
傷がすごく気になる方は、広葉樹系のナラやチ-クなど硬い木を選ぶと良いです。
但し、空気を含む量が少ないので、少し冷たく感じます。
木の収縮も広葉樹系のほうが、少ないので隙間が出来にくいのも特徴です。
傷が気にならない方や、木が本来持つ暖かさを感じたい方は、
針葉樹系の杉やパインをお勧めします。
柔らかく空気も沢山含んでいるので、
とても暖かく素足で歩いたら気持ちが良いです。
針葉樹系は収縮も広葉樹系に比べると大きいです。
隙間が開いたりが気になる方は、広葉樹を選ばれたほうが、無難です。
何れにしても、自然塗装品を選んで、無垢の木に愛着を持って
定期的にワックスをかけてあげてください。
そして、私はあまりお勧めしていませんが、
お手入れをマメに出来ない方は、ウレタン塗装品を選ぶと良いと思います。
私が、ウレタン塗装品をお勧めしない理由は、
木が持っている調湿作用をふさいでしまう事です。
真柄工務店は、安心自然素材を使い温もりのある家を造る地域密着工務店です。
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