葉陰のいえ
快適に住まえる性能の高さを重視し、真柄工務店へお問い合わせをいただきました。
広々とした敷地のなかで、敷地内外の緑があちこちの窓から眺められるお住まいが完成しました。
南側に大きな窓が並ぶオープンな計画が特徴的ですが、一方で「明るいだけじゃなく、心落ち着くように」と、緩急をつけた明るさを抑えた設計もポイントです。
お客様のご要望により、大きな掃き出し窓にはトリプルサッシを採用。夏も冬も、暑さ、寒さの影響を受けない快適な空間です。
緑に包まれながら、そして葉蔭にそっと癒されながら、ご家族の皆様が毎日の生活を豊かにお過ごしいただけると嬉しいです。
Detail
- エリア
- 東京都西東京市
- 設計
- atelier oui宇佐美愛建築設計事務所
- 竣工年
- 2023年6月
- 建物概要
- 敷地面積 257.30㎡(77.83坪)
建築面積 76.39㎡(23.10坪)
延床面積 130.42㎡(39.45坪)
UA値 0.33 W/㎡・K
C値 0.1㎠/㎡
耐震等級3(許容応力度計算)
床下エアコン+小屋裏エアコン
外壁/そとん壁
内壁/珪藻土
窓/APW330
リビング・ダイニング
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写真手前のリビングからダイニングキッチンを眺めた様子。障子から差す優しい光と、吹き抜けの光。光と影の変化が楽しめる奥行のある空間です。
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一方テレビ台のあるリビングは南面の窓をなくし、明るさを抑えた心落ち着く空間に。
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壁・天井はシナベニア仕上げです。
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シナベニアの目地を丁寧に揃えて施工をしています。障子の格子デザインと相まって整然とした空間になりました。
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お庭のグリーンが家のいたるところから目に映り、気持ちの良い空間に。
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障子を通した光は部屋を柔らかな印象にしてくれます。南面の直射日光を遮り、まぶしさも軽減。
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畳の座位のスペースは、座っても寝転んでもよし。気持ちのゆとりができるリラックス空間です。
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LDKにはフィックス窓の大きな吹き抜けをつくりました。窓の外には鮮やかな緑が植えられ、季節の移ろいを感じられる心豊かな空間に。漆喰仕上げの壁の陰影も表情豊かに。
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ダイニングからリビング・小上がりの畳スペースを見た様子。大開口はロールスクリーンを下げて光を遮ることもできます。
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天井から吊り下げるペンダントライトは、設置方法の工夫次第で吹き抜けの天井が高い空間でもスマートに設置できます。視線を邪魔せず、見た目もかわいらしく仕上がりました。
キッチン
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キッチンの家具は、真柄工務店の大工による造作です。カウンターはタモ材、扉はシナ材を選び、木材そのもの色を楽しみ上品に。
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窓の前には奥様ご希望の小さなデスクも。書き物をしたり、ほっと寛いだりと、便利に使っていただけます。
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洗面所は二名立っても広々使えるワイドサイズ。自然光が入り、お化粧などの身だしなみにも十分な明るさを確保します。また収納扉に使った大きな鏡は移動するので、目隠し代わりにも。
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浴室にはフィックスタイプの窓があります。ブラインドを開ければ、以前からあった大木の紅葉が浴室から眺められます。
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何かとモノが多い脱衣所は収納にもひと工夫。時間を選ばずに洗濯ができるようガス乾燥機を置き、さらに畳んだりアイロンをかけたりするのにピッタリの奥行のある棚板も設えました。
2階
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2階は建具で仕切る主寝室と書斎です。
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書斎には大容量の本棚を造作しました。デスク前の小窓からは目の前にシンボルツリーの紅葉の木が見えます。
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2階には、吹き抜けを挟んで主寝室と子ども部屋を向かい合うように計画しました。それぞれの部屋につけた小窓があることで、お互いのコミュニケーションがとれ、家族のつながりが感じられる空間となりました。
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勾配天井や壁につけたライトの陰影がアクセントに。
玄関
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玄関のたたきは左官職人の技が光る洗い出し仕上げ。古くからある左官工法の一つです。玄関扉はユダ木工の桧の高断熱木製玄関ドアを採用しました。年月を経て美しさを増していきます。
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玄関に入ってすぐの場所に玄関クロークを設えました。ご家族全員分の靴、上着や雨合羽などをさっとかけられる収納のほか、アウトドア用品やスポーツグッズなどの大きな荷物の収納に便利。