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断熱とサッシの選択

こんにちは!
自然素材を使った木造住宅専門真柄工務店代表の眞柄大介です。

先週末に、二日間東久留米市で完成現場見学会を実施しました。

日曜日はお昼頃から、雨が降りお客様の足が止まりましたが、お陰様で37組のお客様がご来場下さいました。ありがとうございます!

殆どのお客様が、建物内部に入ると口々に「暖かい!」次に「何故?」の連続でした。
来場されたお客様の声を聞くと、やはり今住まわれている家の不満点は、
「暑い寒い」の室温の事でした。「この家は、自然で居られる。春みたい。」の感想が多く、室温のバリアフリ-を願われている方が、数多く多く来場されました。

この家は床下にエアコンを入れて1台を20度運転しているだけですが、1Fと2Fの室温の差が殆ど無いので、快適に過ごせます。

下のグラフは、2Fの洋室の室温変化です。1Fエアコンの一台で、動かし始めから直ぐに、2Fの室温がほぼ一定しているのが分かります。

この様な事が起きると、すごく断熱している様に思いますが、
50mmの板状断熱材を1枚外張りにしているだけですし、
家全体の隙間を測る、気密測定で出たC値も0.4C㎡/㎡です。

来場されたお客様の、特に多く寄せられた質問が、
「外断熱と内断熱どちらが良いのですか?」でした

どちらが良いでは無く、どちらの工法にしてもキチンと施工できれば、同じだと思いますし、何よりもしっかりと気密を取る事が一番大事です。
究極を言えば、バシップハウス的家は、外断熱(付加断熱)と内断熱を組み合せて性能を上げています。
これからは、内断熱と外断熱の組み合わせによる、ダブル断熱が、当り前になるでしょう。
それが東京で必要かどうかは別ですが、冷暖房費は確実に下げることができます。

断熱よりも費用対効果が如実に表れるのは、窓(サッシ)の選択になります。

家全体で熱の出入りをしているのは、殆ど開口部からです。
折角、冷房や暖房してもサッシの性能が悪ければお金を掛けて冷暖房したのに、
直ぐに捨ててしまっている状態なので、部屋はなかなか居心地の良い空間になりません。

細かい数字の話をしませんが、下の画像は一般的なアルミぺガラスと、樹脂と金属の複合型ぺガラスの熱画像です。

画像を見ても分かる通りに、上の画像が一般的なアルミペアガラスで、下の画像が樹脂と金属複合型サッシです。明らかに窓の表面の温度が違いますよね。

窓の数や家の大きさにもよりますが、30万位の差額で高性能の窓に変える事が出来ます。

住宅設備にお金をかけるよりも、まずは窓など家の性能に、お金をかけた方が良いと私は思います。

設備は後からでも替える事は出来ますが、家全体の性能を後から上げるのは、新築時に比べて費用が嵩むからです。

真柄工務店は、安心自然素材を使い温もりのある家を造る地域密着工務店です。
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