大工さんが無垢フロ－リングを選ぶ理由

こんにちは！
自然素材を使った木造住宅専門真柄工務店代表の眞柄大介です。

なぜ大工さんは合板フロ－リングを
自宅に使わないのでしょうか？

最近の合板フロ－リングは昔に比べて
質感も耐久性もかなり進化をしています。
建築関係のプロでも、一瞬見間違うほど
高級な合板フロ－リングは、良くできています。

しかし、大工さんの殆どが、無垢フロ－リングの張替え工事を
した経験はないと思います。
逆に合板フロ－リングの張替えは、
数えきれないほどの経験をしています。

その張替えの経験が無垢フロ－リングを
選ぶ事に繋がっているのです。

私の会社では、新築の場合合板フロ－リングは使いませんし、
ビニ－ルクロスも一切使いません。
自分自身が自分の家に使いたくない素材を、
どうしてもお客様の家に使うことが出来ないのです。

しかし、ハウスメ－カ－は逆です。
積極的に自然素材を使いません。
それは、自然素材はクレ－ムになりやすいからです。

無垢のフロ－リングは、収縮を繰り返すので
隙間は出来やすいし、きしみ音も出やすいです。
1年間に数えきれない家を建てるメ－カ－さんが、
クレ－ム対応を減らす努力をするのは当然です。
だから、敢えて自然素材は使わないのです。

無垢が良いと分かっていても、
合板フロ－リングを選ばれた方が良い方もいます。

本物の木は生きています。正直合板フロ－リングより、面倒です。
隙間が出来たり、きしむ音がしたりする可能性が高いです。
それが、気になる方は合板フロ－リングを選ばれたほうが、無難です。

しかし面倒でも、それ以上の価値が
無垢フロ－リングには沢山あります。

工業製品には無い、無垢の板1枚1枚表情の違いや、調湿機能。
アンティ－ク家具の様に、経年変化で味が出てくる点が私は一番好きです。

何よりも天然の素材ですから、接着剤で張り合わせの
合板フロ－リングより室内環境は確実に良いし、天然木で耐久性が高いのです。

一生使える無垢フロ－リングと、途中で張替える
合板フロ－リングどちらを選びますか？

真柄工務店は、安心自然素材を使い温もりのある家を造る地域密着工務店です。
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